04.26.2021

Verizon Media、IDレス広告の未来「Next-Gen Solutions」を発表

CookieやモバイルアプリIDなしでオーディエンスを推測する新ソリューション

ニューヨーク州ニューヨーク市-- Verizon Media(以下、当社)は、米国時間4月14日に、広告主とパブリッシャー向けの新製品として、CookieやモバイルアプリIDを使わずにオーディエンスの作成、購入、計測ができる市場初のソリューション「Next-Gen Solutions」を発表しました。IDレス時代に向けて構築されたこのソリューションスイートは、消費者の信頼を高めながら、関連する広告体験を提供します。

広告エコシステムがブラウザのCookieやアプリの広告IDから離れ、法律やプライバシーに対する意識が変化している今、広告主やパブリッシャーにとっては、IDがなくても関連性が高く意義のあるメッセージを消費者に発信できるソリューションが不可欠です。

当社のNext-Gen Solutionsは、コンテンツや天気などのリアルタイムデータ信号やロケーション、デバイスタイプなどを利用して機械学習アルゴリズムを強化し、CookieやモバイルアプリID、ブラウザストレージやユーザーレベルのプロファイル作成などを必要とせず、広告主と最も関連性の高いオーディエンスをつなげます。

この新ソリューションは、当社の多様で同意に基づくIDグラフ上に構築されたUnified IDソリューション「ConnectID」を含むID強化ソリューションの一つです。当社は、IDが存在する場合のConnectIDと、IDレスでも有意義な方法でリーチができるNext-Gen Solutionsを、広告主とパブリッシャーに提供します。フルスタック統合型広告プラットフォームを展開する当社は、広告主とパブリッシャーがIDレスの未来をシンプルかつ効果的にナビゲートできるよう支援する独自の立場を確立しています。

Verizon MediaのChief Business OfficerであるIván Markmanは次のように述べています。「アイデンティティの未来は、有意義な消費者体験を提供し、広告主やパブリッシャーに成長をもたらすと同時に、消費者の信頼を維持するというバランスを取ることにあります。アイデンティティへの制約がより厳しくなっていく状況で、ビジネスの将来性を確保したい広告主にとっては、アドレッサブルでないインベントリに対する革新的なソリューションは、もはや選択肢ではなく、なくてはならないものです。そのため、当社はNext-Gen Solutionsを立ち上げ、広告主がターゲットを絞ったスケールを実現し関連性の高い消費者体験を提供するとともに、IDレスの世界でパブリッシャーの収益化を改善できるよう支援していきます。」

オーディエンスの作成、購入と計測ツールを備えたNext-Gen Solutionsには、次の機能が含まれています。

Next-Gen Audiences -- Verizon Mediaが保有する膨大な1st partyデータ信号を基に構築された機械学習モデルにより作成されたオーディエンス。Next-Gen Audiencesは、コンテクストやリアルタイムの信号によって強化されており、既存のデモ、関心、収入、類似性、そして予測性のあるオーディエンス信号を、プライバシーを重視した方法で集約し活用します。これにより、ブランド、代理店、パブリッシャーに、IDレスのインプレッションに対して高精度かつ高パフォーマンスの広告キャンペーンを提供します。

Next-Gen Buying -- Verizon Media DSPに統合されたNext-Gen Buyingは、Next-Gen Audiencesを活用し、シームレスな購入と配信を可能にします。機械学習に基づいたフリークエンシーキャップ設定が、過度な広告露出を制限し、IDレスインプレッションでの健全なエンドユーザーマーケティング体験を維持します。Nex-Gen Buyingが組み込まれたVerizon Media DSPが、アドレッサブルなサプライとIDレスなサプライ間でインテリジェントに入札を行い、広告主のキャンペーンを最適化します。

Next-Gen Measurement -- CookieやモバイルアプリIDの消滅により、コンバージョンの盲点や不正確さが増加し、計測のタッチポイントをつなげる機能が著しく制限されます。さらに、サイロ化やクリーンルーム化された計測ソリューションがカスタマージャーニーや実際のROASの理解を妨げる可能性があります。Next-Gen Measurementの機能によって、広告主は、オムニチャネルのインサイトと計測を維持します。これを実現するために、Next-Gen Measurementは、1st partyの集計データに基づくVerizon Mediaの計測方法と、ブラウザやOSが提供する3rd partyのソリューションを組み合わせ、包括的で信頼性が高く、プライバシーを保護した計測基盤を提供します。

広告主は、2021年4月以降に、Next-Gen AudiencesとNext-Gen Buyingにアクセス可能となり、Next-Gen Measurementは、2021年10月以降に利用可能となります。

Iván Markmanはは次のように述べています。「業界が変化し続ける中で、1st partyデータを所有する企業と所有しない企業の差が大きく開き、ビジネスの成長を維持・促進する上で新たな課題と機会が生じています。この度のサービスローンチにより、アイデンティティ主導の機会とアイデンティティレスの機会の両方に対応するソリューションを提供してまいります。」

【ベライゾンメディア・ジャパン株式会社について】
米ベライゾンのメディア部門「Verizon Media」の日本法人です。米ベライゾンが2017年6月に米Yahoo!を買収、そしてAOLと統合し、Verizon Media(旧Oath)が誕生しました。

グローバルで保有するメディアブランドの運営と広告主及び媒体社の広告効果を最大化する広告プラットフォーム運営の2つの事業を展開しています。
国内のメディア事業では、デジタルガジェットのニュースサイト「Engadget 日本版」、テクノロジーメディアの「TechCrunch Japan」、エンタメ情報サイト「AOLニュース」そして、2015年にマイクロソフト社から広告販売事業を譲受した「MSN」を展開。
海外では、アメリカ、ヨーロッパ、アジアを中心とした30か国以上のマーケットで、Yahoo.comをはじめとする30以上のメディアブランドを保有。また、自社の広告プラットフォームを介して、DisplayやNativeのみならず、Connected TVやデジタル屋外広告(DOOH)などの多様なチャネルへの広告配信を展開。

米ベライゾンのメディア部門として、5G、XR(Extended Reality)、AI、機械学習等の最新テクノロジーを用いて、未来のメディアや広告ビジネスの変革に取り組んでいます。

URL: www.verizonmedia.com/ja

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